被せ物による噛み合わせ治療
矯正治療を含めた
噛み合わせ治療の流れ
①診査診断(2~3回)
保険診療(一部自費)
レントゲン撮影、口腔内写真撮影、口腔内検査を行います。
②マウスピース治療(1~2ヶ月)
保険診療
症状の改善+噛み合わせの位置決定いたします。
③補綴治療の準備(4~8回)
保険診療
(仮歯が自費の場合もあり)
すでに入っている人工物や虫歯の部分を仮歯にします。口腔内は全体的に調整できる仮歯になります。
④噛み合わせの変更(1~2ヶ月)
保険診療
マウスピース治療にて決めた位置に噛み合わせをあわせていきます。
⑤補綴治療(2~3ヶ月)
保険診療・自費診療
(セラミック)
仮歯を最終的な被せ物に変えていきます。
⑥メインテナンス(2~3ヶ月)
保険診療(一部自費)
噛み合わせについて
分かりやすく動画で解説
噛み合わせ治療の流れを
動画で簡単紹介
実際の被せ物による噛み合わせ治療症例
初診時
治療完了時
噛み合わせの高さをあげた咬合治療
年齢・性別 | 40代・女性 |
---|---|
主訴 | あごまわりにいたみがある |
治療期間 | 約3年 |
費用 | 1,450,000円+保険費用 |
治療内容
口腔崩壊させる力
- 歯列弓の狭窄
- 歯牙、歯列でのはまり込み
- 咬合高径の低下
- 顎関節への負荷
- 上下顎後方への押し込み
噛み合わせ治療の実際はこの図にあるように咬合挙上(噛み合わせの高さをあげる)ことがほとんどです。咬合挙上とともに咬合治療を行った症例です。
初診時
治療手順
①咬合基本治療:3ヶ月
マウスピース(2つ作成)にて正しい噛み合わせの位置の確認、習慣化。診査診断。
① | ② |
③ | ④ |
⑤ |
②咬合口腔内反映:1ヶ月
口腔内反映とは、マウスピースにて得た正しい噛み合わせはマウスピースを装着した状態でのものであり、マウスピースを外すと元の悪い噛み合わせに戻ってしまいます。
マウスピースを外しても正しい位置で噛み合うように仮歯、仮の詰め物にて噛み合わせを調整します。
この作業を口腔内反映と呼びます。
③矯正:2年
口腔内反映作業によって奥歯では噛めるようになりますが前歯はまだ噛めません。前歯を噛めるように矯正治療を開始。
補綴(被せ物)治療のさいにご自身の歯の切削量軽減のための矯正。
④最終補綴 2ヶ月
仮の被せ物、詰め物で被せていたものを最終的な補綴物に変更。(セラミックにて治療)
治療完了時
初診時にあった顎の痛みは、消失し頭痛、肩こり等もなくなったそうです。
治療に伴うリスク
治療後のリスクは、場合によっては後戻りが考えられます。