睡眠時無呼吸症候群
コラム

睡眠時無呼吸症候群
について

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時に呼吸が10秒以上止まることを
無呼吸」といいます。
一晩7時間の睡眠で30回以上、あるいは1時間あたり5回以上「無呼吸」が生じる場合、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」と診断されます。

以下の症状に当てはまる方は睡眠時無呼吸症候群の可能性が高くなります。

  • 周囲の方からいびきを指摘される
  • 夜間の睡眠中によく目が覚める
  • 起床時の頭痛や体のだるさ
  • 日中の眠気

睡眠時無呼吸症候群
の治療法

口腔内装置(マウスピース)

スプリントや口腔内装置と呼ばれるマウスピースを装着する方法です。睡眠中に下顎を前方に固定することで、舌や喉の筋肉が気道を塞がないようにします。
主に軽度から中等度の睡眠時無呼吸症候群に適しており、いびきの改善にも効果があるとされています。歯科医師による定期的な調整も必要となります。

口腔内装置
(マウスピース)の種類

診断書を医科でもらってきた方は保険内診療でマウスピースを作製することができます。(3割負担の方で費用は1万円程)

上下のマウスピースを動かないように固定します。この時、下顎が前に出る位置で固定します。(わざと受け口にしてとめる)
そうすることで喉の奥の空間が広がって、息が通りやすくなる効果を狙います。

診断書がない方は自由診療でマウスピースを作製することができます。

1. 上下一体型

上下のマウスピースを動かないように固定します。この時、下顎が前にでる位置で固定します。(わざと受け口にしてとめる)そうすることで喉の奥の空間が広がって、息が通りやすくなる効果を狙います。

費用
薄い材料
(装着感は良いがたわみやすく壊れやすい、修理不可)
55,000円
厚い材料
(装着感の違和感が多少あるが、丈夫で修理可能)
60,500円

上下一体型マウスピース

2. 上下分離型

保険適応のものに比べて、マウスピースの間の空間が空いているので息の通り道が広いです。また上下が固定されて顎を動かすことのできなかったものがボタンを設けて動かすことができるため、違和感不快感が軽減できます。

費用
上下分離型マウスピース 82,500円

上下分離型マウスピース

口腔周囲の筋肉のトレーニング
(MFT:口腔筋機能療法)

当院では口周りや舌の筋肉のトレーニングを行う「口腔筋機能療法(MFT)」を取り入れています。
舌や喉の筋力を高めることで、睡眠中に気道が塞がりにくく、症状が軽減する効果が期待できます。

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