こんにちは、今日は長年かけて咬合平面(咬み合わせの頭の骨に対する面)がずれてしまった症例です。
咬合平面とは咬合平面とは、「有歯顎者の下顎中切歯の切縁の接触点と、左右下顎第二大臼歯遠心頬側咬頭頂の3点によって決定される平面」です。
上図のように咬合平面とは頭の骨・顔の特定のポイントに対し個人個人決まっているものです。
下記写真の患者様も長年にわたり咬合平面がくるってしまったため、咬みにくいなどの症状が出た為、今回全顎的な治療を行うこととなりました。
今回の場合まずは、型をとる時理想的な平面がわかるようにフェイスボウ・チェックバイトという操作を行い、仮の歯、治療用義歯を同時に作製しました。(治療用義歯は保険適用外です)
写真の上段が初診時の状態です。
そして下段が仮の歯を入れた状態です。
この状態では咬合平面の修正のみで、咬み合わせの調整は大まかな調整のみです。
今後時間をかけて咬み合わせの微調整、歯周病・虫歯の治療を行っていきます。
このような特殊な処置も当院では行っています。(できればここまで放置はしない方がいいのですが)
咬み合わせでお困りの方当院へのご来院おまちしております。