インプラントに関するニュースが多くなってきていますが、今回のケースは当法人グループにおいて行ったインプラントの予後を示させていただきます。
主訴は差し歯がとれた(上段右側の写真の左側の白い部分)という、50代の男性です。写真上段が治療前の状態です。 歯が無い所はすべてインプラントにしたいとの希望によりインプラント処置を行いました。
写真(術後4年経過)の下段の黄色く囲んである部位がインプラント処置をした部位です。 処置終了後、定期的にメインテナンスに来ていただいている患者様なので、全く問題なく使用していただいてます。
インプラント処置前の写真でもわかりますが咬合平面といい、歯が並んでいる面がずれたり、変異していると、筋肉のバランスが崩れ肩こり、偏頭痛など様々な障害を併発するといわれています。
インプラント処置を行い、咬合平面の修正などを行ったことにより、上段の写真より、下段の写真の方が開口量が増えています。これは、処置により、開口するための筋肉の過緊張が無くなってきたためと思われます。
インプラント処置は万能ではありません。失った歯に1本だけ行っても意味がなく、1口腔を1単位として処置を行わないと、全てが無駄な処置になる可能性があります。
インプラントを行う時はしっかり審査診断を行ってもらい納得してから、開始しましょう!
当法人グループ歯科では、しっかり審査診断を行い、処置を開始いたします。患者様がインプラントをやって良かったと思えるよう全ての歯科医師が努力していきます。