こんにちは。
そろそろ梅雨の準備をしなければ・・・
雨は嫌いな(紫外線大好き「スタッフからもクロンボ先生と言われています」)原島です。
本日はインプラントについてです。
一昔し前は、骨が無いとインプラントは無理といわれていました。しかし、現在では、インプラントを埋入する場所に骨がなければ造ることができるようになりました。
今回は、上顎の臼歯部にインプラントを行う予定の症例です。
下のレントゲン写真で黄色の線の所は上顎洞といって鼻の空洞部になります。
一見骨はしっかりあるようにみえますが、CTを撮影すると実際は骨は少ない結果でした。
下の写真は実際インプラントを埋入した状態です。矢印のところにインプラントの先端が見えます。
通常、上顎洞の粘膜(シュナイダー膜)をゆっくり骨から剥がしていき、人工骨を入れて1回ふたをします。
しかし、本症例では、粘膜を剥がし、インプラントを埋入、人工骨の補填と1回で終了しました。
インプラントを埋入したときにしかっり1次固定が得られたためこのような事ができました。
下の写真は使用した、人工骨です。
人工骨を補填した状態です。
このあとしっかり縫合して終了です。
術後のレントゲン写真です。
黄色の線の所まで、しっかり人工の骨ができあがっています。
翌日の口腔内の状態です。
しっかり縫合されています。また、腫れもなく患者様も疼痛等無い状態でした。
1週間後、抜糸した状態です。
患部は、この後インプラントが骨と結合するまで待ちます。
このように、当歯科医院では、骨がなくインプラントは無理と言われた方でも可能です。
是非、他院では無理と言われ、諦めてしまっている方、一度ご相談にいらしてください。
様々なオプションお用意してお待ちしております。