虫歯を削った後には、必ず詰め物物をします。詰め物・被せ物にはいくつか種類があります。
当院では銀、コンポジットレジン、金、ハイブリッドセラミックス、セラミックがあります。
今回は、審美的かつ、対費用効果の面において最も一般的な、「ハイブリッドセラミックス」を紹介します。
簡単にハイブリッドセラミックスについて説明いたします。
ハ
イブリッドセラミックインレーとは、セラミック(焼き物)の粒子とレジン(プラスチック)を混ぜたもので作られたインレー(詰め物)です。セラミックイン
レーよりもやわらかく、周囲の歯にダメージを与えにくいというメリットがありますが、色調は多少劣り、経年的に変色します。
それでは、症例写真です。
下の状態は型を取る時の写真です。白く見えているのが虫歯を削ったあとに神経を保護するために詰める薬です。
セットした写真です。色は問題なく周りの歯に同調させられたと思います。
ハイブリットの特徴は色は綺麗ですが材質的に不安定です。口の中は高温多湿なのでどんな材料でも劣化してきます。
なのでこの材料は「5年から7年にもう一回作り変える気持ちでいてください」と患者様には説明さしていただいてます。もちろんすべてのケースが該当するわけではなく、状態がよければそのまま継続して使っていただいて問題ありません。