こんにちは!
みなさんは「態癖」をご存知ですか?
私たちは、自分では気づかない様々な習癖を持っています。
日常の生活習慣の中のこのささいな習癖が長期に及ぶと、歯を移動し顎口腔系さらには全身に大きな影響を及ぼします。
この顎口腔系に悪影響を及ぼす習慣を態癖といいます。
例えば、頬杖や寝る時の体勢、体育座りやうつむき姿勢。
昔から、指しゃぶりや舌の癖が歯並びを悪くすることは、よく知られていますね。
骨は一過性の強い力には強いのですが、持続的な弱い力には弱くて、
力が加わった側には吸収細胞が、引っ張られた側には造骨細胞が出て来て骨の改造現象がおこります。
その性質を利用したのが、歯科では歯列矯正治療です。
歯は5g位の力でも持続的に加われば動きます。
人間の頭の重さは成人で5kg前後あるので横向き寝やうつぶせ寝で歯列を押さえた形で寝ると、歯が動いて歯並びが悪くなっていきます。
奥歯が傾れると前歯がせりだして来たり、それにつれて顎(あご)自体がずれて、顔も左右非対称になってくることもあります。
頬杖も同じです。顎の関節にもひびきます。
全身写真を撮ってみると、わずかな顎の歪みが姿勢を歪めていることが分かります。
それが、頭痛・肩こりや体調不良の原因です。
ご自身ではなかなか気づかない問題や、原因が分からず悩まれている方も多いと思います。
当院では、初診時に全身写真を撮らせていただきカウンセリング行っております。
噛み合わせや態癖を改善する事によって、少しでもお悩みを軽減出来ればと思っております。
また、全身撮影導入前にご来院いただきました患者様も全身写真を撮らせていただき
カウンセリング出来ますので、お気軽にご相談ください(^^)/
村尾