以前に虫歯の治療を受けて、口腔内に金属が入っている方は多く、
審美的(見た目)に綺麗にしたいと、白い詰め物や、かぶせ物を希望される方も多いです。
今回は審美治療の症例をご紹介します。
右下のブリッジ(3本連結されたかぶせ物)が目立つのが気になり、
『金歯を白くしたい』とのことで来院された患者様の口腔内写真です。
患者様とご相談のうえ、今回の最終的な治療の目標は、
・右下以外の部分にも金属の部分はすべて白いものに替える。
・右上の前歯のかぶせ物も歯肉と不適合の為、治療する。
・奥歯のかぶせ物替えるにあたり、乱れている咬合平面を整える。
(※詳しくは、治療例:咬合平面を参照下さい。)
・歯周病、歯肉着色の改善。
となり、治療をスタートしました。
金属のかぶせ物は、仮歯に替えて、
スプリントという装置で噛み合わせの位置を決めていきます。
右上の前歯も仮歯に替え、歯周病の治療も並行して行い、
歯肉状態の改善も行いました。
歯肉状態が改善し、噛み合わせの位置が決まって、
型取りをして最終的なかぶせ物を入れていきます。
今回は、さらにより審美面考慮し、左上の前歯も
形態や色を合わせてかぶせ物をすることになりました。
歯肉ピーリングで歯肉着色も改善し、最後にPMTCをして終了になりました。
現在は、この良い状態を長く維持できるように、
定期的なメンテナンスで来院して頂いておます。
審美治療にご興味のある方は是非、
担当医、スタッフにお気軽にご相談下さい。