親知らずの利用(部分矯正)

何らかの理由で歯が失われた場合、ほとんどのケースでブリッジ・入れ歯・インプラントのどれかを治療として選択していきます。

どの方法もメリット・デメリットが存在しますが、ひとつ共通点として全て人工物になります。

なるべくなら人工のものは入れたくは無いのが皆さんの本音だと思います。

 

ケースは選びますが、そんな部分を解決した方法をご紹介したいと思います。

 

実際の症例です。

傾斜1-thumb-350x262-2364.jpg

赤矢印の歯は真ん中が黒く透けています。虫歯によって保存が不可能と判断されました。

緑矢印の親知らずが綺麗な状態で存在していたので矯正治療によって赤矢印まで移動させることにしました。

傾斜2-thumb-300x225-2366.jpg

赤矢印の歯を抜歯した状態です。

傾斜3-thumb-300x225-2368.jpg

装置を着けた状態です。

黄色っぽく見えるのがゴムです。この力を利用してまず歯を手前に引っ張ってきます。

傾斜4-thumb-300x225-2370.jpg

だいぶ近づいてきました。

傾斜5-thumb-300x225-2372.jpg

今度はワイヤーの力で歯の軸方向を正しい向きに治していきます。

傾斜6-thumb-350x540-2374.jpg

親知らずがひとつ手前に移動してきました。

傾斜8-thumb-300x225-2423.jpg

口の中の状態です。

 

 このようにケースによってはもう一度天然の歯を作ることができます。

親知らずは不利益になることが多く抜歯することがほとんどですが、条件がそろえばこのような利用の仕方もあります。 

 

 

 

 

 

赤坂の歯医者【赤坂デンタルオフィス】土日診療/平日夜8時半

日付:   カテゴリ:おや知らず, 症例集, 矯正歯科

ページ上部へ