長野県松本市で行われている「サイトウ・キネン・フェスティバル」のオペラ公演が23日に始まり、2年ぶりに小澤征爾総監督が指揮を務めました。
小澤さんは観客から大きな拍手で迎えられ、はじめにモーツァルトの「ディヴェルティメントニ長調」の演奏で熱のこもった指揮を見せました。
初日の公演には天皇・皇后両陛下が訪れ、小澤さんの指揮するオペラを鑑賞されました。
今回のオペラ公演はフランスの作曲家、モーリス・ラヴェルの2曲が選ばれ、いたずら好きな子供が魔法にかかった家具に囲まれるファンタジー「こどもと魔法」を小澤征爾さんが指揮しました。
休養していた小澤さんが松本公演で指揮をするのは2年ぶりのこと。
私、休止宣言があり、直前に公演中止となった蝶々夫人を観に行く予定でした。
くれぐれも体をいたわって大事にして欲しいと思いますが、
復帰した姿を見られると、嬉しいですね。
今年の音楽祭の期間中、オペラのほかジャズコンサートでもタクトを振るうことになっているそうなので、要チェックです。
山内