夏と言えば薄着になる事も多くなる季節です。
そうなると考える事は…
そう、ダイエットですね。
夏に向けてダイエット!
と考えてる方も多いかと思います。
ですが、ダイエットは方法によっては良くない結果を引き起こす事があります。
ここで言う結果とはリバウンドとかではないですよ。
良くない結果とは、鬱になる危険性があるという事です。
ダイエットにおいて考える事は、大きく分けると消費カロリーを増やす事と摂取カロリーを減らす事だと思います。
摂取カロリーを減らすために食事を減らし過ぎると問題が起こる可能性があります。
神経伝達物質にはセロトニンと言うものがあります。
セロトニン神経は心のバランスを整える働きがあるらしいです。
そのセロトニンの原料はトリプトファンや、ビタミンB6、炭水化物がありますがそれらは体内で合成出来ないため食事で摂取するしかありません。
トリプトファン…大豆、納豆、豆腐、牛乳、チーズなど
ビタミンB6…秋刀魚、いわし、さば、玄米、大豆、にんにくなど
炭水化物…玄米、白米、そば、イモ類、バナナなど
つまり
過度な食事制限
→セロトニンの減少
→気分の低下
→鬱
となる危険性があります。
もちろん適度な制限でしたら問題ないと思います。
しかもこの時期は、6月病と言う言葉に代表されるように新しい職場になったり、新しい人が入ってきたり、仕事内容の変化が起きてから2.3ヶ月程経ってストレスが表面化してくる時期です。
そこにセロトニン減少と追い打ちをかけたら、鬱になるリスクは更に高まると思います。
なので、ダイエットの際の食事制限は適度に行うようにして下さいね。
何事も、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ですよ。
大久保 望