『コーヌス・テレスコープ・デンチャー』とは
特殊な形をした「入れ歯」のことです。
「入れ歯」と聞くと使い勝手が悪い・違和感が強い・良く咬めない等マイナスイメージが連想されやすいですが、
そんな部分を少しでも解消した『コーヌス・テレスコープ・デンチャー』をご紹介したいと思います。
実際の症例です。
初診時の状態です。歯ぐきからの出血を主訴に来院されました。
虫歯・歯周病・かみ合わせ・歯の欠損・歯ブラシの仕方・・・・
色々な問題があります。
上の3枚の写真は仮の歯と仮の入れ歯で基本的な治療が終わったところです。
『コーヌス・テレスコープ・デンチャー』のメリットとして
1:咬んでも入れ歯が動きにくい
2:入れ歯のばねが見えないので審美性に富んでいる
3:入れ歯のサイズを小さくしやすい(違和感が少ない)
4:歯ブラシがしやすい形態を付与しているので清掃性が向上
デメリットとして
1:保険適応ではないので治療費が高額になりやすい
2:治療期間が長くなりやすい
3:症例によりできないことがある
上の写真が『コーヌス・テレスコープ・デンチャー』です。
左上1の『 内側の被せ物 』の上に右上2の『 被せ物と入れ歯が連結したもの 』をさらに被せます。
被せた状態を正面から見た状態です。
実際に装着した状態です。
審美性も向上し、
咬み合わせのバランスも整い、機能面と見た目が両立できたと思います。
メンテナンス頑張っていきましょう。
日付: 2009年11月13日 カテゴリ:入れ歯(義歯), 症例集