日付: 2013年11月13日 カテゴリ:かみ合わせ, 入れ歯(義歯), 症例集
入れ歯(義歯)
入れ歯を伴った噛み合わせの修正
義歯(入れ歯)の作製過程
症例ブログをご覧の皆様こんにちは!
日付: 2013年5月27日 カテゴリ:入れ歯(義歯), 症例集
全体的な治療
日付: 2012年10月30日 カテゴリ:かみ合わせ, 入れ歯(義歯), 症例集
総義歯(総入れ歯)
精密入れ歯と咬み合わせ
今回は入れ歯についての症例となります。
インプラント・コーヌステレスコープ義歯
今日は、全体的な虫歯による咬合の崩壊をきたしている症例です。
初診時のレントゲン写真と口腔内写真です。
ここまでくると、歯科医師としても普段どこで噛んでいるのかなと思います。
治療計画として、保存不可能な歯の抜歯、根の治療をまず行いました。
今回、欠損部はすべてインプラント処置の予定でしたが患者様の都合上、下顎のみインプラント処置を行い、上顎は現在ある歯を最大限、生かした処置を行う事にしました。
その結果、左上に関してブリッジは不可能なためコーヌステレスコープ義歯を行うことになりました。
コーヌス義歯とは残存している歯を利用し従来のバネを使用した義歯と異なり茶筒の蓋の原理を利用した義歯となります。
コーヌス義歯は義歯の中でも特に精密な義歯となります。そのため使用する金属も白金等を使用します。さらになんといっても技工士さんのテクニックにも依存します。
すべて被せた状態が下記の写真です。
インプラント・コーヌス義歯はメインテナンスが超重要です。
特に、コーヌス義歯は支台となる歯がだめになると全く使い物になりません。
メインテナンス頑張りましょう。
日付: 2011年3月21日 カテゴリ:インプラント, 入れ歯(義歯), 症例集
全体的な処置
みなさんこんにちは
本当に、梅雨なのか不安になりますね
今日は、全体的な虫歯の処置を希望されて来院された症例です。
初診時の口腔内の状態です。
見た目も悪く、どこで咬んでいるのか分からない状態です。
ここまで放置してしまっていると、残せない歯も多数あります。
残せない歯を抜歯し、根の治療等を行い、仮の歯と、入れ歯を入れた状態が下の写真です。
まずは、仮の歯で機能回復を優先します。その後、歯茎の状態の改善・回復を待ち、最終的な歯を入れていきます。
右奥(向かって左上)は歯茎の状態が良くなってきていたため、最終的な銀歯が入っています。
この患者様も最初は、一生歯医者に行くつもりは無かったと言っていました。ただ今回意を決して歯医者に来ました。現在も頑張って通院していただいています。
歯科医院は皆様にとって行きたくない場所の一つだと思います。
しかし、定期的に通院することで、かなりの予防を行うことができます。
まだまだ、日本は予防後進国です。しっかり、予防を行うためにも上手に歯科医院を利用しましょう。
日付: 2010年6月25日 カテゴリ:入れ歯(義歯), 症例集, 虫歯治療
バルプラスト
『バルプラスト』とは部分入れ歯の種類のひとつです。
一番の特徴は審美的に優れている点と違和感を軽減できる点です。
金属のバネが無くなり、人工の歯と歯茎だけで作られているため審美性が向上しています。
特殊な素材で作ることにより入れ歯を薄くすることができます。よって違和感が少なくなり、入れ歯自体も軽い仕上がりになります。
金属を一切使用しないためアレルギーの心配がありません。
唯一の欠点は保険適応外のため治療費が高額になることです。
上の写真は保険内の部分入れ歯です。
赤丸が入れ歯を固定する金属のバネです。赤矢印はバネとバネをつなぐ金属のバーです。
入れ歯自体のサイズも大きくなり慣れるまでに時間がかかることが多いです。
バルプラストを使用した実際の症例です。
青枠に囲まれたBr(ブリッジ)部分が虫歯により再治療することとなりました。
青線は骨の位置を示しています。だいぶ根っこのほうにラインが下がってしまっています。
もう一度Brをするにはやや少ない骨の量です。
患者様と相談の結果、今回は部分入れ歯で歯を作ることになりました。
型採りを行います。
バルプラスト自体は二回で入りますが、その後の調整が必要なので快適に使えるにはもう少し回数はかかります。
装着後の状態です。
違和感も少なく快適に使用していただいています。
メンテナンス頑張りましょう。
日付: 2010年4月17日 カテゴリ:入れ歯(義歯), 審美歯科, 症例集
磁石を使用した総義歯
上下ともに義歯(入れ歯)をつけられた患者様が来院されました。
特に上の義歯が動くとのことでインプラントも視野に入れ、治療をしていきたいとのことでした。
向かって左側には歯に引っ掛ける『ばね』がついていません。これでは義歯の固定は得られません。
前歯4本が前に飛び出ているように見えます。歯周病と?み合わせ両方が病的な段階に進んでしまっていることが考えられます。
治療計画として・・・
1:インプラントを打ち、その上に歯を作っていく
2:歯並びとかみ合わせの改善も行っていく
義歯を外した状態です。骨を3次元的に把握する為に、CTを撮影しました。
残っている上4本は歯周病の進行が著しく、残すメリットが少ないと説明し抜歯することにしました。
奥歯に関しては骨の量が少なく、前の方しかインプラントを打つことができませんでした。
よって・・・
上には4本のインプラントを打ち、その上に磁石をおいて義歯を固定していくことにしました。
下は残っている歯にこちらも磁石を利用して義歯を固定していくことにしました。
真ん中2本を治療用義歯の固定のために残してあります。
その周りにインプラントを埋めました。
埋めてから6週から8週間で機能させることが多いですが、今回のケースでは少し骨が軟らかかったこともあり、6ヶ月経過をみました。
真ん中2本も抜歯して3ヶ月が経過し、歯茎も綺麗に落ち着きました。
最終的な義歯を作るために型採りを行います。
最終的な義歯が入りました。
歯並びも綺麗になり、噛み合わせもしっかりしました。
磁石を利用することで義歯のデザインも小さくすることが可能です。
違和感も少なくすることができました。
口元も自然な仕上がりになりました。
患者様にも大変喜んでいただきました。
メンテナンス頑張っていきましょう。
日付: 2010年2月19日 カテゴリ:入れ歯(義歯), 症例集