審美歯科

オフィスホワイトニングとウォーキングブリーチの症例

 当院で行っているホワイトニングの症例をご紹介します。

ホワイトニングの種類には、・オフィスホワイトニング

                 ・ホームホワイトニング

                 ・ウォーキングブリーチ  の3種類があります。

                           (詳しくはホワイトニングのページをご覧ください。)

 

 今回は、オフィスホワイトニングとウォーキングブリーチを併用した症例です。

 

 初診時の口腔内写真です。

 
 

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歯面にステイン(着色)が見られたため、

ホワイトニング処置前にエアーフローでクリーニングをさせていただきました。

 

 

 ホワイトニング前の口腔内写真です。

武藤 前-thumb-350x262-2398-thumb-350x262-2401.jpg

全体的にきれいにしたいとのことでホワイトニングをご希望されていましたが、

右上の前歯の変色が特に濃いのがよくわかると思います。

これは神経のない歯で、失活歯と言います。

神経を取った後にこのように黒く変色します。

このように失活歯の変色については、通常のホワイトニングでも多少白くはなりますが、

他の歯に比べて、白くなりにくいため、ウォーキングブリーチも行い、

自然な色になるようにしていくことになりました。

 

 

 オフィスホワイトニング後の口腔内写真です。

武藤 後-thumb-350x262-2394.jpg

全体的に白く明るくなりました。

右上の前歯は黒さが残るため、ウォーキングブリーチを行いました。

 

 

 ウォーキングブリーチ後の口腔内写真です。


4.jpg 

 目立っていた上の前歯の左右の色の差はほとんど分からなくなりました。

 

 今回はオフィスホワイトニングとウォーキングブリーチを併用した症例でしたが、

どの方法がその方に合った方法なのか、

患者様ご本人に十分カウンセリングさせて頂いたうえで、

ホワイトニングを行っていきます。

 ご興味のある方はぜひ、スタッフにお声をかけて下さい。

 

 

               

                

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全体的な処置(インプラント・審美)

本日は全体的な処置を行った症例です。

初診時のレントゲンと、口腔内の状態です。

P1.jpg

C16.jpg

C21.jpg
C24.jpgのサムネール画像

 

写真からも分かるように、欠損歯が多数あり、審美障害も生じています。

その他の問題点として、咬み合わせ、歯周病の問題等が生じています。

まずは、治療後のレントゲン・口腔内写真です。

P6.jpg

欠損部にはインプラントを行いました。

C250.jpg

C216.jpg
C242.jpg

裏に付いているノッチは仮付け用のノブです。下の歯は矯正時の写真です。

 

この症例は、インプラント処置の他に、歯肉の移植、不適合ん¥になってしまった冠の再製、矯正、咬み合わせのバランス処置等を行いました。

初診時の口腔内写真では、顎関節症になっており、口が大きく開けられず写真も不鮮明な状態でしたが、現在は咬み合わせを正常な状態にしたため、大きく口を開けられるようになり、しっかり写真も撮影できるようになりました。

正面からの状態も、初診時と比較すると、審美的にもかなり向上しました。

被せ物にかんしては、インプラント以外の歯は、金属を全く使用しないオールセラミッククラウン(ジルコニアクラウン)にしてあります。

審美面、機能面、予後のメンテナンスのし易さ、全てを考慮して処置を行った症例です。

等医院では、このような症例にも対応させていただきます。(ここまで行うと、時間、費用共かなりかかってしまいますが)

是非、歯でお困りの方は来院してください。心よりお待ちしております。

 

歯科医師 原島厚

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歯の形態

歯は大きさや形態によって大きく印象が変わります。

下の写真をご覧ください。

前歯部審美-thumb-350x262-2074.jpg

 右側の被せ物の根元が黒くなっています。

左側の歯が欠けた状態で右の被せ物が作成されている為、形態に不自然さがあります。

 

そんな審美的な部分を改善した症例です。 

2489.jpg

 まず右側の歯を仮歯にします。

根元の黒い部分の原因は虫歯が少しと大部分が土台に金属を使用したことと思われます。

(過去の『歯肉の変色』『メタルコアとファイバーコア』参照)

ファイバーコアをお勧めしましたが患者様の要望で土台はこのままにしました。

 

前歯部審美1-thumb-350x262-2078.jpg

左側のかけていた部分にプラスチック(レジン)を理想的な形態を模索しつつ積み上げていきました。

それに合わせて右側の仮歯も形態修正しました。

だいぶ最終的なイメージが出来上がってきました。 

いきなり歯が長くなったように感じるのでしばらく使用していただき、舌感・発音・唇に当たる感じ等

問題ないことを確認しました。

前歯部審美2-thumb-350x262-2080.jpg

最終的な被せ物です。

左右の歯の長さを考慮し、少しだけ被せ物の長さを調整しました。

 色も形態も自然な仕上がりになったと思います。

お手入れ一緒に頑張りましょう。

 

 

 

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メタルコアとファイバーコア

 

 

『コア』というのは土台のことです。 

主に根の治療(根管治療)後、失った歯を補う為に入れるものです。

 

『メタル』と『ファイバー』は材質のことを指します。

 

1520.jpg

メタル(写真右)は金属のことです。

ファイバー(写真左)はグラスファイバーの繊維に樹脂を巻きつけているものです。

今回はその特徴をご説明していきたいと思います。

コアコア4.1-thumb-400x300-1875.jpg

左側がメタル・右側がファイバーで上から咬む力を与えたと仮定します。

メタルの方は根の先に向かって力が拡散していくのがわかります。要は歯に『楔(くさび)』が刺さっているのと同じ効果になります。

ファイバーは歯の頭部分に限局して分散しているのがわかります。無理な力がほとんどかかっていません。

(ほんとはもっと細かい力の方向が存在するのですが、今回はわかりやすくする為に単純化しました。)

コアコア1-thumb-300x225-1877.jpg

矢印の部分に黒い線が確認できると思います。

これは『破折線(歯根破折)』です。メタルコアの楔の効果で歯が割れてしまったと考えられます。

すべてのケースでこうなるわけではありませんが、ファイバーコアは力の分散によりこういう割れ方はしにくいです。

コアコア2-thumb-300x225-1879.jpg

 

矢印の幅(歯の厚み)が薄くなればなるほど『歯根破折』の危険性が増します。

この幅のことを『フェルール』と言います。

 フェルールが薄いほどファイバーコアが適していると言えます。

コアコア3-thumb-300x225-1883.jpg

咬む力は個人差がありますが、

上の写真は咬む力によって有髄(神経が残っている状態)にもかかわらず歯が割れてしまったケースです。

神経が無いと栄養が絶たれるため、歯自体が脆くなる性質があります。

 

極力最悪の事態(歯根破折)を避けるために土台の材質は、症例によって慎重に選択すべきだと思います。 

 

 

 

 

 

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歯肉の変色

審美障害を主訴に来院されました。

歯肉変色2-thumb-300x225-1829.jpg

問題点として歯の色の調和が得られていない・古くなった詰め物・歯肉(歯茎)の黒色が挙げられます。

黒くなった 歯肉の原因は被せ物と土台で使用した金属が歯肉に透過したことが考えられます。

 

歯肉の色を大変気にされていたので今回は金属をまったく使わない「メタルフリー」で治療を行うことにしました。

歯肉変色1-thumb-300x225-1831.jpg

右上1番目の歯を咬む面から見た状態です。

根っこが黒く変色しているのが判ります。これは長年使用していた金属の成分が歯に溶け出してしまったからです。

これも歯茎を黒くする原因なので漂白で改善することにしました。

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漂白後です。

注目は歯肉の色です。健康的なピンク色に戻りました。

わずかに黒い部分が残っていますが、これ以上の変化は得られないと判断しました。

 

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土台を装着した状態です。

ファイバーコアと言ってグラスファイバーの繊維にプラスチックを巻きつけた土台です。 

 

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最終的な被せ物は金属をまったく使わないオールセラミックで作製しました。

歯の色の調和・形態の対称性・歯肉の色調改善すべてが整ったと思います。

 

 自然な仕上がりです。患者様にも満足していただきました。

 

 

 

 

 

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プラスチック(レジン)+Gold In(ゴールドインレー)

 

虫歯の治療と言ってもさまざまな方法があります

今回はプラスチック(レジン)とGold In(ゴールドインレー)について解説したいと思います。

荻野1-thumb-300x225-1671.jpg

矢印の部分に茶色い虫歯が確認できます。 

成人を過ぎると歯と歯の間が虫歯の好発部位となります。

はっきり行って見つけずらいです。

荻野3-thumb-350x262-1676.jpg

削り終わった状態です。

隣の歯も虫歯になっていました。

矢印の部分は大きさにして0.5mmくらいでしょうか。

削った部分だけ審美的に修復するにはプラスチック(レジン)しか方法はありません。

この材料は元々サラサラな状態ですが特殊な光を当てると固まります。

荻野4-thumb-350x262-1678.jpg

気泡が入らないように静かに材料を流し固めます。

虫歯は3次元的に複雑な形で進行していきますが、プラスチックは削ったその部分のみに流す事が可能です。

段差を作らないように研磨には注意が必要です。

必要最小限の切削量で治療が済んだと思います。

 

ogi5.jpg

ひとつ後ろの歯にはGold In(ゴールドインレー18K)を選択しました。

1:精度が高い

2:歯とほとんど同じ硬さの為、咬み合う反対側の歯を傷つけたりしません

3:劣化しにくい(長持ち)

などの理由から有益な材料なのですが、色が良くないんです。

 

上の奥歯など見えない場所にはより最適な材料と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

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漂白+プラスチック(レジン)充填

 

前歯部の審美障害を主訴に来院されました。

神経の処置をすると透明感がなくなり、茶色っぽく変色を起こしていきます。

古くなったプラスチックの詰め物も審美性を阻害しています。

斉田1-thumb-350x262-1498.jpg

初診時の状態です。

斉田デンタル-thumb-300x225-1508.jpg


初診時のレントゲン写真です。
白く写っているのが根っこのお薬ですが根の先に異常は見られないので再根管治療の必要はなさそうですね。

斉田2-thumb-350x262-1500.jpg

まず色を改善しました。薬剤を使って歯を漂白します。もちろん歯の色調の改善も見られますが、注目は歯肉(歯茎)。

術前に比べて黒っぽさが取れてきました。歯が漂白されたことにより、歯肉に透過していた歯の黒さが無くなった為と考えられます。 

斉田3-thumb-350x262-1502.jpg

 

漂白が終わったとこで古いプラスチックを除去し、再充填していきます。


斉田5-thumb-400x300-1504.jpg


以前の詰め物より自然な形態・色調をできる限り再現しました。

ナチュラルに仕上がったと思います。

 

漂白は経年的に色の後戻りを起こします。

そのため色が気になり始めたら再漂白を行い、色の調整を行う必要があります。

 

 

 

 

 

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ラミネート

 

ラミネートとはセラミックでできた付け爪のようなものです。

特徴としては歯質の削除量が少なく保存的に治療が行えることと、セラミックなので 審美的に綺麗だということです。

 

それでは実際の症例を見てみましょう。

515.jpg

初診時の状態を模型にしたところです。上の右から2番目の歯の表面がざらついているのがわかります。

原因は歯の形成時期に何らかの影響を受けてしまった為と考えられます。

審美的な改善を希望されて来院されました。

ラミネート1-thumb-300x225-1304.jpg

矢印の部分は虫歯の為削らしてもらいました。

表面は約0.5mm程の削除を行ったのみです。

左側の被せ物も劣化が著しかった為、再製することにしました。

左右の歯の大きさを比べていただくと如何に削除量が少ないかが判っていただけると思います。

ラミネート2-thumb-300x225-1306.jpg

矢印の舌側はまったく触っていません。たったこれだけと思うかもしれませんが歯質を残せるというのは大きなメリットです(凍みる・痛むなどの症状が出にくい)。

 

108.JPG

セットした状態です。

必要最小限の削除量で審美的に仕上げることができ、患者様にも喜んでいただきました。


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術後2年経過した状態です。順調ですね。

これからも慎重に経過を追っていきたいと思います。

 

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審美義歯(ノンクラスプデンチャー)

こんにちは、歯科医師の原島です。

新型インフルエンザが流行していますが、当院でも、予防対策はしています。

当たり前ですが外に出たら、必ず手洗いうがいをし、消毒用アルコールで消毒するようにしています。

 

今回は、ノンクラスプデンチャーといい、部分入れ歯のバネが無い入れ歯です。

写真の患者様は、左上56の2本歯がありません。通常ですと、このような場合奥歯の1本と、手前の1本に金属製のバネをかけて入れ歯を安定させます。

しかし奥歯は、見えませんが、手前の歯のバネは笑うと金属のバネが見えてしまい審美的によくありません。

そこで、手前の歯のバネを審美的な物を使用するのが、ノンクラスプデンチャーといわれるものです。

ノンクラスプ2.jpgのサムネール画像

 

出来上がった入れ歯が下記の写真です。

見えない奥歯には、通常通りの金属製のバネを使用しています。

手前の2本の歯に、入れ歯のピンク色と同様のバネが付いています。

ノンクラスプ3.jpgのサムネール画像

 

口腔内に入れた写真です。バネが付いているのがほとんど分からない状態になりました。

患者様も大変喜んでいただけました。

ノンクラスプ1.jpgのサムネール画像

このようにな入れ歯も当院では行っています。

残っている歯の状態によっては不可能な症例もあります。

入れ歯でお悩みの方是非一度ご相談にいらして下さい。

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印象

 

「印象」とは歯型を採ることを言います。

採った歯型に石膏という固い石みたいなものを流して模型が出来上がります。

847.jpg歯を削った状態

印象1-thumb-300x225-1289.jpg

歯型を採った状態(写真は別のものです)

850.jpg採った歯型から模型を作製した状態

 

これを技工士さんに渡して詰め物・被せ物を作成します。

ここが上手くいかないと精度の高いものができないので、緊張の一瞬です。

印象1.1-thumb-300x225-1293.jpg

矢印の黒い部分は歯と歯茎の間に直径約0.4mmの糸が入ってます。

これを入れることによって被せるラインが明瞭化されます。

印象1.2-thumb-300x225-1295.jpg

矢印の部分が糸のところまで流れた印象材のところです。

 

964.jpg

上の白と赤のキャップは個歯トレーと言います。

歯型を採る本数が多い時に用います。

971.1.jpgのサムネール画像

実際に採った状態です。

印象3-thumb-300x225-1302.jpg

矢印のところが被せ物の設定ラインです。しっかり採ることができました。

このように少しでも正確に印象が行えるようにひと工夫加えています。

 

 

 

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