審美歯科

歯肉の移植

今日は歯肉の移植についてです。

歯周病で歯茎が痩せてくる状態になってしまった場合どのように治すかということです。

慢性てきな歯周病により歯茎が全体的に痩せてしまった場合の治療は困難ですが、1から2,3本程度の歯茎の痩せてしまった状態には有効な方法です。

原因にもよりますが、今回は1本の歯茎が痩せてしまった症例の治療法です。

基本的に痩せてしまったものは歯周病基本治療ではもとに戻すことはできません。

この症例は歯茎を移植することで可能なものであったため、移植を行いました。

術前、術後2週間の写真です。

移植前.jpg

まだ移植をおこなった所は仮の歯です。歯肉が落ち着いたら、最終的な被せ物をおこないます。

最終的な状態です。

移植後-1.jpg

黄色の線で囲ってある部位が移植をおこなった場所です。

勿論、全部がこのように上手くいくことはありません。デメリットとしては、移植を行った歯肉というのは、元の歯肉に比べものすごく不安定な状態です。しっかりメインテナンスを行わないと、またもとに戻ってしまう可能性があります。

毎回同じことを言ってしまっていますが、術後のメインテナンスは一生行わなければなりません。

治療終了後も上手に歯科を利用しましょう。

原島

赤坂の歯医者【赤坂デンタルオフィス】土日診療/平日夜8時半

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前歯の部分矯正

 

差し歯が取れたことを主訴に来院されました。

大きい虫歯が認められます。

エクストリュージョン1-thumb-350x262-3252.jpg

まず虫歯を除去していきます。 

 

エクストリュージョン2.jpg

虫歯を除去して真上から見た写真です。

歯の量が少なくなってしまいました。これでは強度の高い被せ物を作ることができません。

 

1859.jpg

健康な部分を多くする為に矯正をして歯を引っ張り出します。

エクストリュージョン3.jpg 

葉の先端の部分を比べると動いている量が把握できます。

 

エクストリュージョン4.jpg

歯茎の根元を見てもらうと少し健康な歯が顔を見せているのが分かります。 

 

エクストリュージョン5.jpg

装置をはずした状態です。 

黄色の線が示すように左右の歯の大きさが対称ではではありません。

審美性を向上させたいところです。

 

エクストリュージョン6.jpg

余分な歯茎を取り除いた状態です。

治癒するまで2ヶ月くらい待ちます。

 

エクストリュージョン7.jpg

最終的な被せ物が入った状態です。歯茎のラインも整い綺麗に仕上がりました。

材質はオールセラミックを使用しています。

メンテナンス頑張っていきましょう。

 

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審美治療の症例

 以前に虫歯の治療を受けて、口腔内に金属が入っている方は多く、

審美的(見た目)に綺麗にしたいと、白い詰め物や、かぶせ物を希望される方も多いです。

今回は審美治療の症例をご紹介します。

 

 

2008.11.10.jpg

 右下のブリッジ(3本連結されたかぶせ物)が目立つのが気になり、

『金歯を白くしたい』とのことで来院された患者様の口腔内写真です。

 

 患者様とご相談のうえ、今回の最終的な治療の目標は、

・右下以外の部分にも金属の部分はすべて白いものに替える。

・右上の前歯のかぶせ物も歯肉と不適合の為、治療する。

・奥歯のかぶせ物替えるにあたり、乱れている咬合平面を整える。

 (※詳しくは、治療例:咬合平面を参照下さい。)

・歯周病、歯肉着色の改善。

となり、治療をスタートしました。

 

 

2008.11.27-2.jpg 

 金属のかぶせ物は、仮歯に替えて、

スプリントという装置で噛み合わせの位置を決めていきます。

右上の前歯も仮歯に替え、歯周病の治療も並行して行い、

歯肉状態の改善も行いました。

 

2009.8.24-1.jpg

 歯肉状態が改善し、噛み合わせの位置が決まって、

型取りをして最終的なかぶせ物を入れていきます。

今回は、さらにより審美面考慮し、左上の前歯も

形態や色を合わせてかぶせ物をすることになりました。

 

2010.3.5-2.jpg

 歯肉ピーリングで歯肉着色も改善し、最後にPMTCをして終了になりました。

 

 

 現在は、この良い状態を長く維持できるように、

定期的なメンテナンスで来院して頂いておます。

 

 

 審美治療にご興味のある方は是非、

担当医、スタッフにお気軽にご相談下さい。

 

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歯肉の漂白(歯肉ピーリング)

こんにちは、今日は私自身が歯肉の漂白を行ったので皆さんにも紹介させていただきます。

まずは術前・後の写真です。

ピーリング.jpg

 処置時間は30分もかからないぐらいあっという間に終わってしまいましたicon:note

術後は2-3時間ほどヒリヒリしていましたが、特に食事には問題ない程度ですicon:ecstoramation

約2日後には除々に薄皮が剥けてきて、キレイな歯肉が顔を出しますicon:face_chomp

 

歯肉の色が濃い場合、ピーリングの範囲が大きい場合は、2-3回のピーリングをおススメしますicon:body_no1

歯肉の色が明るくなるだけで笑った時の印象が凄く変わると思いますicon:sparklingicon:sparklingicon:face_shishishi

私はやってよかったと今も満足していますicon:face_self-conscious_smile

 

デメリットといえば、保険が利かないという事と薬液を塗布した後1日ほど歯肉が白っぽくなって

しまうので、目立つ感じではありませんが私はそこが唯一気になりましたicon:face_embarrassed

でも、たった1日ですので私は全く問題はなかったですicon:body_peace

術直後の写真です。このように薬液を塗布した部位の歯肉が白くなります。

処置直後.jpg

人は笑顔が一番だと思っていますicon:face_smile歯肉のせいで笑う事を気にしてしまう方がもしいるのなら、

ぜひ一度試されたらいかがでしょうかicon:face_shy

小池綾子

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歯肉ピーリング

歯肉ピーリングとは喫煙などでメラニンが沈着し黒ずんでしまった

歯肉をもとのきれいなピンク色の歯肉にする処置です。
術前の写真です。
歯肉が全体的に黒ずんでいるのが分かります。
ピーリング前 (3)-thumb-280x210-3068.jpg

術後一週間の写真です。

歯肉の黒ずみが目立たなくなりましたが、
まだ少し黒いところがあるので二回目の
ピーリング処置をしました。
ピーリング後 (3)-thumb-280x210-3070-thumb-240x240-3071.jpg

二回目のピーリング処置をしてから二週間後の
写真です。全体的に歯肉がピンク色になり、
口腔内が明るくなりましたね。
ピーリング後-2 (5)-thumb-280x210-3072.jpg

歯肉ピーリングのやり方は専用のお薬を気になる
歯肉に塗るだけなので時間もかからずにできる処置です。
お薬を塗った直後は塗ったところが白くなります。
お薬を塗ったところの歯肉が2、3日後にむけて
きれいな歯肉がでてきます。着色の濃い方や面積の広い方は
何回か処置をすることできれいな歯肉になります。
歯の色を気にされる方は増えてきていますが、歯肉の色も
きれいだと清潔感がでて、笑顔にも自信がもてますよ。

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バルプラスト

『バルプラスト』とは部分入れ歯の種類のひとつです。

一番の特徴は審美的に優れている点と違和感を軽減できる点です。

金属のバネが無くなり、人工の歯と歯茎だけで作られているため審美性が向上しています。

特殊な素材で作ることにより入れ歯を薄くすることができます。よって違和感が少なくなり、入れ歯自体も軽い仕上がりになります。

金属を一切使用しないためアレルギーの心配がありません。

唯一の欠点は保険適応外のため治療費が高額になることです。

バルプラスト1-thumb-300x225-3050.jpg

上の写真は保険内の部分入れ歯です。

赤丸が入れ歯を固定する金属のバネです。赤矢印はバネとバネをつなぐ金属のバーです。

入れ歯自体のサイズも大きくなり慣れるまでに時間がかかることが多いです。

バルプラストを使用した実際の症例です。

バルプラスト3-thumb-300x225-3054.jpg

青枠に囲まれたBr(ブリッジ)部分が虫歯により再治療することとなりました。

バルプラスト2-thumb-300x225-3052.jpg

青線は骨の位置を示しています。だいぶ根っこのほうにラインが下がってしまっています。

もう一度Brをするにはやや少ない骨の量です。

患者様と相談の結果、今回は部分入れ歯で歯を作ることになりました。

2897.jpg

型採りを行います。

バルプラスト自体は二回で入りますが、その後の調整が必要なので快適に使えるにはもう少し回数はかかります。

2901.jpg

装着後の状態です。

違和感も少なく快適に使用していただいています。

メンテナンス頑張りましょう。

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付着・角化歯肉の重要性

こんにちは、今日は歯肉について書きたいと思います。

歯周病という病気は最近皆様も周知している言葉だと思います。

予防に関しては、定期検診・毎日の正しいブラッシングで予防できます。しかし、ただ、検診・ブラッシングをしても、歯肉の状態によっては無意味になってしまいます。

歯肉には、固い(動かない)歯肉と柔らかい(動く)があります。

皆様も、鏡をもって「ほっぺた」を引っ張ってみてください。健康な方であれば、頬側で動く歯肉と、歯側(歯と歯肉の境3-4mm程度)動かない歯肉があると思います。

歯周病予防には、この固い歯肉(付着・角化歯肉)が重要です。

 

付着歯肉とは歯槽骨に付着し、可動性のない部位の歯肉のことです。

付着歯肉が少ないとプラークコントロールが困難になったり、細菌感染に対して弱くなってしまったりします。

不幸にしてこの固い歯肉が無くなってしまった場合は、外科処置が必要になります。

方法としては、上顎の口蓋から歯肉を採取して移植をする方法などです。

インプラントに関しても同様です。インプラントを長持ちするには、この角化歯肉の存在が重要になります。

そこで症例です。

下の写真は術前のものです。歯が無い部分の角化歯肉がありません。

角化歯肉 前.jpg

この状態でインプラントを行っても良いのですが、予後が悪そうです。

そこで特殊な方法を行い、角化歯肉を獲得しました。

従来行われている移植は、術後の痛みが強いため我々も出来る限り行いたくありません。

今回は移植ではなく、インプラントを行う際に従来と少しことなる切開を行うことで、角化歯肉を獲得できました。

術後の写真です。

角化歯肉 後.jpg

先にも書きましたが、鏡を持ち、頬を引っ張ってみてください。固い歯肉が1mm以下の方は要注意です。

生きている限り、食事は必ず行います。皆様もしっかり食事ができる様に上手に歯科医院を活用しましょう。

原島

 

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エアフロー

今回、当院で行っているエアフローをご紹介します。

エアフローとは頑固なタバコのヤニやコーヒーのステイン、ワインやお茶の着色などを

綺麗に除去するクリーニングになります。

 

歯の表面に着色を付けたままにすると強固にこびりついてしまいお掃除が大変になってしまったり

着色が付着している表面は粗造なためプラークも付着しやすくなります。

 

審美的に着色が気になる方や口腔内を清潔に保ちたい方におすすめなクリーニング法だと思います!

 

エアフロー-thumb-2560x1920-2809-thumb-250x187-2810.jpg

左側がエアフローをする前で右側がエアフローをした後になります。こんなに綺麗になるのです!

 

 

☆お掃除のおこないかた☆


機械-thumb-250x187-2785.jpg

上の写真の機械の先からお水と重層を混ぜたものが噴射してそのいきおいで歯面の着色を除去

していきます。クリーニングと共にかなりの爽快感も得られると思います!

エア下-thumb-250x187-2787.jpg

オレンジのフレーバーを使用しているのでクリーニング中オレンジの香りが充満します(*^。^*)

 

エアフローを行った後は無研磨剤のペーストで一歯ずつ綺麗に研磨をするので歯の表面がツルツルになります!

金子エアフロ-thumb-250x187-2789-thumb-250x187-2790.jpg

                     エアフローをする前の写真です

裏側にかなり着色が付着してしまっている状態です。審美的にはかなり気になりますね・・・

金子エアフロ後-thumb-250x187-2792.jpg

エアフロー後の写真です。こんなに綺麗になりました!!

 

 

もちろんまた着色の強い紅茶、ワインなどの摂取、タバコなどを吸ってしまうとまた着色が目立ってきてしまいますので定期的なお掃除は必ず行いましょう!!

 

 

 

 

 

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金属の入れ替え

こんにちは、少し寒さが落ち着いてきましたね。

今日は、虫歯・審美障害の患者様についてです。

初診時の口腔内の写真です。随分前にいれた前歯の変色が著しく変色しています。

さらに、不適合になっているため、歯肉も炎症をおこしてしまっています。

治療前.jpg

不適合な差し歯、詰め物、虫歯、歯周病の処置を行い、最終的な状態が、下の写真です。

患者様のご希望で、下の歯は全て白い物に変更しました。

治療後.jpg

治療期間は約7ヶ月です。

みなさんは長いと思ってしまうかもしれませんが、不適合な差し歯を外し、仮歯をいれ、虫歯の処置、歯周病の処置をしっかり行うと、どうしてもこれ位の期間はかかります。

短期集中治療という言葉を聞くことがありますが、本来の1口腔単位でしっかり治療するとこれ位はかかってしまいます。

つまり短期集中治療とは、結果歯をだめにしてしまう可能性があります。

勿論、歯周病等に罹患していなく、虫歯の治療だけならばこの限りではありませんが・・・

この症例の患者様も含め(保険・自費に関わらず)、費用を払う以上、私たち歯科医師も責任を持って治療します。

当院は短期集中治療は行いません。

治療した歯を永く使用していただくには、どうしても治療期間が長くなってしまいます。

決して、わざと治療期間を延ばす様なことはいたしません。

なぜ長くなるのかは、きちっと説明させていただきます。それでも疑問にかんじることがあれば、どんどん質問をしてください。どんなことでもご質問にお応えいたします。

みなさんも、一度治療が終了したら、メインテナンスのみで歯科医院に通うのみを目指しましょう。

そのために、私たちも全力を尽くします。

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ガイドを使用したプラスチック(レジン)充填

 

向かって右側の歯の先端が変色しています。

 20年前に詰めたプラスチックだそうです。

外観を損ねている原因として・・・

切縁1-thumb-300x225-2588.jpg

 1:色が部分的に違う

 2:左右の歯の大きさが非対称  

 と言ったところでしょうか。

このような問題点を改善しつつ、プラスチックを再充填する事としました。

 

今回はより確実な形態を得る為に、次のような方法を行いました。

切縁2-thumb-300x225-2590.jpg

まず模型を作製し、模型上で理想的な歯の大きさ・形態を確認します。

切縁3-thumb-300x225-2592.jpg

咬みあわせ等問題なければ『シリコンパテ(粘土→硬化するとゴム)』で模型の形態を記録します。

これが実際詰める時の『ガイド(理想的な形態の基準)』となります。

切縁4-thumb-300x225-2594.jpg

古い詰め物と虫歯を全て取り除いた状態です。

切縁5-thumb-300x225-2596.jpg

先ほど作っておいた『ガイド』を歯の裏側から当てて、流れの良いプラスチックを固めて外形を作ったところです。

仕上げとして内部の色を確認しながら充填していきます。

切縁6-thumb-300x225-2598.jpg

充填と研磨が終了したところです。

  今回は3色のプラスチックを選択しました。

 

 色調と形態の両方を改善し、元の天然の状態に近づけられたと思います。

 

 

 

 

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