日付: 2011年6月19日 カテゴリ:審美歯科, 症例集
審美歯科
ウォーキングブリーチ
歯をぶつけたり、虫歯で神経が死んでしまったり、
日付: 2011年3月28日 カテゴリ:審美歯科, 症例集
天然歯の再現
詰め物を作製する時は形態や色調で周りの歯と馴染ませることを目標とします。
ただ白いだけの詰め物より少しでも作り物っぽくない自然な詰め物を目指し、今回は着色の再現をしてみました。
↑ピンク色の部分が薬です。
虫歯を取り除き、これからプラスチックを詰めていきます。
↑セロハンとゴムで壁を作ります。
ここの精度が低いと詰め終わった後に段差が残り、汚れが溜まりやすくなってしまいます。
↑歯の溝の部分に着色をつけました。
わずかな量ですが形態の奥ゆき・自然観が増します。
↑別角度です。
よりリアリティーのある歯を再現できたと思います。
患者様にも喜んでいただきました。
前歯6本症例
33歳・男性・前歯部審美障害を主訴に来院されました。
↑
不良な充填物とその周囲から新たな虫歯が多く認められました。
虫歯の位置・大きさも問題ですが、虫歯になった原因はもっと重要かもしれません。
患者様本人の管理に対する意識が低いように思われます。
↑ 術前のレントゲン写真です。
赤枠の部分に充填部物が確認できます。
見た目以上に範囲が大きいです。
↑ 一日2本ずつ治療していきました。
真ん中2本→右上2本→左上2本の順番で行っていきました。
写真一番右の歯だけは範囲が大きかったので被せ物で対応しました。
今回はハイブリッドクラウンを選択しました。
↑ すべての治療が終了したところです。
虫歯の治療を進めつつ、歯石取りとブラッシング指導を行いました。
綺麗な状態を保つためにも管理ができなければ治療が終了したことにはなりません。
これからもメンテナンスがんばってください。
日付: 2011年1月20日 カテゴリ:審美歯科, 症例集
小さな虫歯の処置
今日は小さな虫歯の処置の例です。
ご存知かと思いますが、一度出来てしまった虫歯は放置していても自然に治るということはありません。
そこで小さければこのように処置ができる例をあげさせていただきます。
下の写真は治療前・途中・後の写真です。
上記の写真は保険内治療を行ったものです。
コンポジットレジンという樹脂(プラスチック)に強度を与える為にガラスフィラーというものを混入させたものを削ったところに詰めました。
今回は歯に近い色を出す為2種類の色と2種類の固さの違う樹脂を用いています。
勿論このように仕上がる事ばかりではありませんが・・・
小さい虫歯であればこのような審美的にも良い材料を用いて処置が可能です。
大きくなってからは、銀歯になり見た目も悪くなってしまいます。(大きくなれば予後も悪くなります)
小さいうちに虫歯の処置ができるように、検診は忘れずに行きましょう。
日付: 2010年12月1日 カテゴリ:審美歯科, 症例集, 虫歯治療
根管治療のあとは・・・
根管治療後は歯を補強する意味で被せ物を作成します。
↑被せる前。
原型をとどめない位削ります。
↑被せた後(写真は仮歯になります)。
残っている歯が薄ければ補強せざるを得ませんのでこのような処置を施していきますが、保険内治療では銀色の被せ物になり大きく見た目を損なう結果となります。
白い被せ物もありますがコストがかかりやすくなってしまいます。
そこで症例は選びますが被せないで済ませることもできます。
↑ピンク色に見えているのが根管治療を終えるときに詰める薬です。
↑充填後。
今回のように穴が小さく、咬み合わせの力がかからない所であればこのように埋めるだけで問題ないと思います。
↑別角度
審美的に天然歯を残すメリットは大きく、微妙な歯の膨らみや色のグラデーションも与えやすい方法です。
歯の状況によりできないこともあり症例は慎重に選びます。
日付: 2010年10月7日 カテゴリ:審美歯科, 根管治療, 症例集
オールセラミック症例
前歯の色調を気にして来院されました。
治療方法は色々ありますが、今回は被せることのメリットが大きかったので被せることにしました。
内部の土台をやり直し、最終的な被せ物のラインが決まったところで型採りを行います。
仕上がった被せ物です。
オールセラミックはメタルフリー(金属を使用しない)で、
セラミックのみで作られている為、色調・透明感を天然歯に限りなく近づけることができます。
口腔内に試適した状態です。
右側方面観です。
左側方面観です。
ほとんど人工物とはわからない状態になり、患者様も大変喜んでいただきました。
メンテナンスがんばりましょう。
日付: 2010年8月23日 カテゴリ:審美歯科, 症例集
ウォーキングブリーチ
歯をぶつけたり、虫歯で神経が死んでしまったり、
歯冠長延長術
前歯の審美障害を主訴に来院されました。
被せ物が壊れてしまい金属が露出している状態です。
全体的に被せ物をやり変えていくことにしました。
古い被せ物を除去し、治療用の仮歯を装着したところです。
この間に中の虫歯を取り除いたり、根の治療をしました。
基本治療が終わり、あとは被せるだけなのですが、
問題は歯茎の位置関係です。黄色い線が示すとおり歯茎の位置が、青矢印の長さだけ反対側に比べ段差がついています。
今回は歯茎の位置を簡単な外科処置で改善していくことにしました。
歯茎を開いた状態です。
赤矢印は骨から被せ物の淵までの距離です。現在は2mm弱しかありません。
本来は2mmちょっとほしいところです。
少しずつ骨を削合して距離を確保しました。
縫合するときに歯茎の位置も反対側を目安に下げて固定しました。
術後2ヶ月の状態です。
仮歯の修正も終えて最終的なイメージが固まりました。
審美性は向上しますが、
外科的な処置と治癒期間をご理解していただく必要があります。