審美歯科

ウォーキングブリーチ

歯をぶつけたり、虫歯で神経が死んでしまったり、

歯の治療で神経をとってしまったりすると、
歯が暗褐色に変色してしまいます。
このような場合、ウォーキングブリーチによって
歯を白くすることができます。
神経のない歯に対しては、通常の歯の表面から行う
ホワイトニングでは効果が弱いため、
歯の内部から薬を浸透させて歯を白くさせます。
薬を歯の裏側から神経のあった部分に入れて、
セメントで蓋をします。治療後歯の色の変化をみます。
数回薬を交換します。そうすると
他の歯と変わらない歯の色に戻ります。
ウォーキングブリーチ.jpg
最後にウォーキングブリーチ後、裏側の薬が入っていた穴が
空いている部分だけプラスチックで修復しています。
※全ての症例がこのようにいくとは限りません

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天然歯の再現

 

詰め物を作製する時は形態や色調で周りの歯と馴染ませることを目標とします。

 

ただ白いだけの詰め物より少しでも作り物っぽくない自然な詰め物を目指し、今回は着色の再現をしてみました。

4102.jpg 

 ↑ピンク色の部分が薬です。

虫歯を取り除き、これからプラスチックを詰めていきます。

 


 
4103.jpg 

↑セロハンとゴムで壁を作ります。

ここの精度が低いと詰め終わった後に段差が残り、汚れが溜まりやすくなってしまいます。 

 

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↑歯の溝の部分に着色をつけました。 

 わずかな量ですが形態の奥ゆき・自然観が増します。

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↑別角度です。

よりリアリティーのある歯を再現できたと思います。

 

患者様にも喜んでいただきました。

 

 

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前歯6本症例

33歳・男性・前歯部審美障害を主訴に来院されました。

 

3447.jpg


 ↑ 
不良な充填物とその周囲から新たな虫歯が多く認められました。

 虫歯の位置・大きさも問題ですが、虫歯になった原因はもっと重要かもしれません。

 患者様本人の管理に対する意識が低いように思われます。

前歯審美.JPG

↑ 術前のレントゲン写真です。

 赤枠の部分に充填部物が確認できます。

見た目以上に範囲が大きいです。

 

 

 

3449.1.jpg

 ↑ 一日2本ずつ治療していきました。

 真ん中2本→右上2本→左上2本の順番で行っていきました。

 写真一番右の歯だけは範囲が大きかったので被せ物で対応しました。

 今回はハイブリッドクラウンを選択しました。

 

 

3449.jpg

↑ すべての治療が終了したところです。

 虫歯の治療を進めつつ、歯石取りとブラッシング指導を行いました。

 綺麗な状態を保つためにも管理ができなければ治療が終了したことにはなりません。

 

  これからもメンテナンスがんばってください。  

 

 

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小さな虫歯の処置

今日は小さな虫歯の処置の例です。

ご存知かと思いますが、一度出来てしまった虫歯は放置していても自然に治るということはありません。

そこで小さければこのように処置ができる例をあげさせていただきます。

下の写真は治療前・途中・後の写真です。

RF充填.jpg

上記の写真は保険内治療を行ったものです。

コンポジットレジンという樹脂(プラスチック)に強度を与える為にガラスフィラーというものを混入させたものを削ったところに詰めました。

今回は歯に近い色を出す為2種類の色と2種類の固さの違う樹脂を用いています。

勿論このように仕上がる事ばかりではありませんが・・・

小さい虫歯であればこのような審美的にも良い材料を用いて処置が可能です。

大きくなってからは、銀歯になり見た目も悪くなってしまいます。(大きくなれば予後も悪くなります)

小さいうちに虫歯の処置ができるように、検診は忘れずに行きましょう。

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根管治療のあとは・・・

 

根管治療後は歯を補強する意味で被せ物を作成します。

 

根治後 (1).JPG

↑被せる前。

 原型をとどめない位削ります。

根治後 (2).JPG

 ↑被せた後(写真は仮歯になります)。

残っている歯が薄ければ補強せざるを得ませんのでこのような処置を施していきますが、保険内治療では銀色の被せ物になり大きく見た目を損なう結果となります。

白い被せ物もありますがコストがかかりやすくなってしまいます。

 

そこで症例は選びますが被せないで済ませることもできます。

 

根治後 (3).JPG

↑ピンク色に見えているのが根管治療を終えるときに詰める薬です。

 

 

根治後 (4).JPG

↑充填後。

今回のように穴が小さく、咬み合わせの力がかからない所であればこのように埋めるだけで問題ないと思います。

根治後 (5).JPG

 ↑別角度

 審美的に天然歯を残すメリットは大きく、微妙な歯の膨らみや色のグラデーションも与えやすい方法です。

 

 歯の状況によりできないこともあり症例は慎重に選びます。

 

 

 

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オールセラミック症例

前歯の色調を気にして来院されました。 

根管治療後にある典型的な歯牙の変色です。

オルセラ (3).JPG

治療方法は色々ありますが、今回は被せることのメリットが大きかったので被せることにしました。

 

オルセラ (4).JPG

内部の土台をやり直し、最終的な被せ物のラインが決まったところで型採りを行います。

オルセラ (5).JPG 
 

仕上がった被せ物です。

 オールセラミックはメタルフリー(金属を使用しない)で、
セラミックのみで作られている為、色調・透明感を天然歯に限りなく近づけることができます。



オルセラ (6).JPG
 

口腔内に試適した状態です。

正面観です。

オルセラ (1).JPG

右側方面観です。

 

オルセラ (2).JPG

 左側方面観です。

ほとんど人工物とはわからない状態になり、患者様も大変喜んでいただきました。

メンテナンスがんばりましょう。

 

 

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ウォーキングブリーチ

歯をぶつけたり、虫歯で神経が死んでしまったり、

歯の治療で神経をとってしまったりすると、
歯が暗褐色に変色してしまいます。
このような場合、ウォーキングブリーチによって
歯を白くすることができます。
神経のない歯に対しては、通常の歯の表面から行う
ホワイトニングでは効果が弱いため、
歯の内部から薬を浸透させて歯を白くさせます。
薬を歯の裏側から神経のあった部分に入れて、
セメントで蓋をします。治療後歯の色の変化をみます。
通常2から3回薬を交換します。そうすると
他の歯と変わらない歯の色に戻ります。
  
右上の1番目と2番目の歯が変色しています。
huruyama1.jpg
 
ウォーキングブリーチ後です。

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ウォーキングブリーチ後、裏側の薬が入っていた穴が
空いている部分だけプラスチックで修復しています。

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歯冠長延長術

 

 前歯の審美障害を主訴に来院されました。

被せ物が壊れてしまい金属が露出している状態です。

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 全体的に被せ物をやり変えていくことにしました。

 

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古い被せ物を除去し、治療用の仮歯を装着したところです。 

この間に中の虫歯を取り除いたり、根の治療をしました。

スライド1.1-thumb-300x540-3433.jpg

基本治療が終わり、あとは被せるだけなのですが、 

問題は歯茎の位置関係です。黄色い線が示すとおり歯茎の位置が、青矢印の長さだけ反対側に比べ段差がついています。

今回は歯茎の位置を簡単な外科処置で改善していくことにしました。

スライド2.1-thumb-300x225-3436.jpg

 

歯茎を開いた状態です。

赤矢印は骨から被せ物の淵までの距離です。現在は2mm弱しかありません。

本来は2mmちょっとほしいところです。

スライド3.1-thumb-300x225-3438.jpg

少しずつ骨を削合して距離を確保しました。

縫合するときに歯茎の位置も反対側を目安に下げて固定しました。

 
スライド5.1-thumb-300x225-3443.jpg 

術後2ヶ月の状態です。 

 仮歯の修正も終えて最終的なイメージが固まりました。

 

審美性は向上しますが、

外科的な処置と治癒期間をご理解していただく必要があります。 

 

 

  

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