虫歯にもいろいろ種類があります。
大きく分けて初期の虫歯と進行性の虫歯の二つがあります。
進行性の虫歯は削って詰めますが初期の虫歯なら削らずに済むこともあります。
実際の症例を見てみましょう。
白濁は分類として初期の虫歯になります。見た目が気になるということでした。
矢印の部分は色だけ見ると問題無さそうですが多少の凹みがあり、残念ながら進行性の虫歯になっていました。
治療の方法としては削ってプラスチックを詰めるのがオーソドックスなやり方ですが下の写真をご覧ください。
目の薄い素材とシリコン(ゴムみたいな材質)の二種類で研磨しました。天然歯の艶がでました。
今回は幸いにしてこれで済みましたが虫歯が残るようなら残念ながら削るしかありません。
もうひとつの方法としてはフッ素があります。塗布し続けることで初期の虫歯程度なら再石灰化が促され健全な歯質になりますが白濁は残ります。
今回は審美的な部分も改善する為に研磨で対応しました。
日付: 2009年3月13日 カテゴリ:予防歯科, 審美歯科, 症例集