こんにちは
今日はインプラント周囲炎について書き込ませていただきます
みなさんはインプラントは聞いた事があると思いますが、簡単に言いますと歯が欠損している
部位に人工的に作られた歯根を埋めて数ヶ月後には元の歯と同じくらい使えるものです。
歯周病・虫歯で歯を失った方や、現在入れ歯が入っているが違和感が強い方にとってはとても
素晴らしいものだと思っております。
今、インプラントが入っている方、これから入れようと考えている方、たくさんいると思いますが、
インプラントは、一生使えるとは限らない事をご存知でしょうか?
ご自身の歯も適切なケアーを行わなければいずれダメになってしまいます
インプラントも同じなのです。しっかりとしたケアーが行えてこそ美味しいものが食べれるのです
なぜ、ダメになってしまうのか。その原因は主に歯周病菌だと言われています
歯周病菌は歯磨きをおろそかにしてしまうと歯に付着し、歯周組織をどんどん破壊しいずれ歯を抜かなくてはならなくなります。
ご自身の歯と同じようにインプラントも歯周病にかかってしまいます。それをインプラント周囲炎
と言います
どのようにケアーすればいいのかは各医院さんによって異なってきますが、当医院ではまず
インプラントを入れる前に徹底した歯ブラシ指導を行っています。
ある程度自分自身でケアーできるようになってからの埋入を基本としています。
埋入後もインプラントの部分の清掃方法を指導していきます。
ケアーの仕方を覚えていただき、清掃の重要性を認識していただけるように私は努力して
いきたいと思っております。
インプラントの清掃はとても大変です。それと同時に健康な状態を維持していくのも大変な事だと
私は思います。
現在、インプラントをされている患者様は年々増えていますが、一般的に普及していくと共に
インプラント周囲炎の問題も増えていることと思います。
以上の事を知っていただき、一人でも多くケアーの重要性認識していただければと思っております。
小池綾子
赤坂の歯医者【赤坂デンタルオフィス】土日診療/平日夜8時半
日付: 2009年10月13日 カテゴリ:インプラント, 歯周病治療, 症例集