虫歯治療

全体的な処置

みなさんこんにちは

本当に、梅雨なのか不安になりますね

初診時-thumb-350x262-3377.jpg

今日は、全体的な虫歯の処置を希望されて来院された症例です。

初診時の口腔内の状態です。

見た目も悪く、どこで咬んでいるのか分からない状態です。

ここまで放置してしまっていると、残せない歯も多数あります。

残せない歯を抜歯し、根の治療等を行い、仮の歯と、入れ歯を入れた状態が下の写真です。

仮歯-thumb-350x262-3379.jpg

まずは、仮の歯で機能回復を優先します。その後、歯茎の状態の改善・回復を待ち、最終的な歯を入れていきます。

右奥(向かって左上)は歯茎の状態が良くなってきていたため、最終的な銀歯が入っています。

この患者様も最初は、一生歯医者に行くつもりは無かったと言っていました。ただ今回意を決して歯医者に来ました。現在も頑張って通院していただいています。

歯科医院は皆様にとって行きたくない場所の一つだと思います。

しかし、定期的に通院することで、かなりの予防を行うことができます。

まだまだ、日本は予防後進国です。しっかり、予防を行うためにも上手に歯科医院を利用しましょう。

赤坂の歯医者【赤坂デンタルオフィス】土日診療/平日夜8時半

日付:  カテゴリ:入れ歯(義歯), 症例集, 虫歯治療

全部の虫歯

今日は、以前にも紹介した全体的に虫歯になってしまった症例のその後です。

まずは術前の状態です。

前.jpg

虫歯で、歯がボロボロになり、咬合高径(咬み合わせの高さ)が低くなってしまった症例です。

虫歯の処置、顎位(頭に対する顎の位置)を正しい位置に戻して、治療を行いました。

無事に、被せ物が入り、メインテナンス中の写真をUPします。

後.jpg

仮付けになっている被せ物もありますが、状態は良好です。ただ、歯ブラシの状態が悪いので、若干の歯肉炎を起こしてしまっています。

引き続きメインテナンスを行っていきます。

すべての患者様に言えることなのですが、治療終了後のメインテナンスがとても重要になります。

治療終了=治ったではありません。(機能回復が終わっただけです)

その後が一番重要と考えています。

みなさんも是非、定期的に歯科医院に汚れを落としに行ってください。

 

歯科医師 原島

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露髄

 

「露髄」とは歯の中に存在する神経(歯髄)が一部外界に露出した状態のことを言います。

そのような状態になった歯は多くの場合、神経を取る(抜髄)処置になるわけです。

しかし、歯が欠けやすくなる・細菌の感染を引き起こしやすくなる等のデメリットは大きく、できることならば『神経の保存』が望ましいわけです。

 

今回は一部露髄を起こした神経を保存した症例です。

露髄2.2-thumb-300x225-1664.jpg

初診時の状態です。歯と歯の間に黒い線が見えます。

露髄デンタル-thumb-300x225-1660.jpg

レントゲン写真です。赤枠のところが虫歯の部分です。

黒く透けているのが判ると思います。かなり大きそうですね。

露髄1.1-thumb-350x262-1662.jpg

虫歯を取りきったところです。

矢印のところが露髄した場所です。赤い部分は神経から出血を起こした状態です。

露髄3.3-thumb-350x262-1667.jpg

中を洗浄し、神経からの止血が確認できた時点で強めの接着剤で封鎖していきます。

止血できない場合は残念ながら神経に炎症が起きているとみなして抜髄処置へ移行します。

露髄4.4-thumb-300x225-1669.jpg

さらに上から違う種類のセメントを埋めて当日の処置は終了します。

ここから長いと3ヶ月から半年くらい経過観察し最終的な詰め物を装着して治療の終了になります。

 

この方法は必ず上手くいくわけではありません。

治療器具による摩擦熱・風・水流などの刺激が神経に直撃するわけですから、後々疼痛が出て抜髄処置になることもあります。

術前に成功率・術後の経過などしっかりご理解いただいた上で本処置を行います。

 

 

 

 

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大きな虫歯による審美障害

こんにちは、歯科医師の原島です。

長期間歯医者に行っていないかたはいらっしゃいますか?虫歯を長期間放置してはいませんか?

下記の写真は長期間虫歯を放置していた患者さまです。

上顎TEK1.jpg

ここまで、放置していると、我々歯科医も大変苦労します。

なにより、見た目も良くありませんし、咬み合わせもメチャメチャに壊れています。

本日は、とりあえず患者様の要望もあり、見た目の改善を優先して処置を行いました。

処置終了後の写真が下記の状態です。上の歯を全部仮の歯にしました。

とりあえず、見た目の改善は行えました。

今後、咬み合わせの調整、虫歯の治療、歯肉炎の処置と長引きそうです。

皆様も是非定期的に歯医者に行ってください。

上顎TEK2.jpg

今後こちらの症例はUPする予定です。

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